昔からあるテレホンカードの他に交通用、ゲーム用、ガソリン用、買い物用とプリペイドカードの種類は色々増えましたね。
プリペイドカードを買った時(または入金した時)、使った時に動きがありますが、どういう時にどういう仕訳をすればよいのか・・・それは両方とも仕訳をしなければいけませんよ。
まずは前払金で計上します。その後は使った都度、計上します。
使った場合は、使った内容によって、『借方』の科目を変えましょう。
※領収書や請求書はその都度保存しておくようにしましょう。
※バス・電車等、領収書・請求書が発行されない場合は出金伝票を使いましょう。
(その際、プリペイドカードの名称を書いておくといいですよ。)
※残高が合っているかどうかチェックしましょう。
例
1月6日に事業用の現金でプリペイドカードに5000円入金をした(または購入した)。
1月20日に私的な買い物を900円した。
3月31日に仕事の出張で交通費600円を使った。
単一仕訳
1月6日
借方 | 摘要 | 貸方 | ||
---|---|---|---|---|
金額 | 科目 | 科目 | 金額 | |
5000 | 118 前払金 |
プリペイドカードの名称 | 100 現金 |
5000 |
1月20日
借方 | 摘要 | 貸方 | ||
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金額 | 科目 | 科目 | 金額 | |
900 | 191 事業主貸 |
個人的な買い物 | 118 前払金 |
900 |
3月31日
借方 | 摘要 | 貸方 | ||
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金額 | 科目 | 科目 | 金額 | |
600 | 703 旅費交通費 |
使った交通機関名 | 118 前払金 |
600 |