銀行に預けているお金に利息が付いた場合の仕訳の方法をご紹介します。
例
2月19日 普通預金口座に銀行から利息が70円支払われた。
単一仕訳
2月19日
借方 | 摘要 | 貸方 | ||
---|---|---|---|---|
金額 | 科目 | 科目 | 金額 | |
70 | 102 普通預金 |
受取利息 | 280 事業主借 |
70 |
または
借方 | 摘要 | 貸方 | ||
---|---|---|---|---|
金額 | 科目 | 科目 | 金額 | |
70 | 102 普通預金 |
受取利息 | 480 受取利息 |
70 |
売上(雑収入?)にはならない理由
普通預金などの銀行の利息は課税対象にならないというよりも、
既に税金(国税・地方税)は引かれた金額なので、申告が必要な売上(利益)には計上しないとのことです。
※二重計上を防ぐため収入にはならない。
どちらのパターンを選んだらいいのか
480 受取利息はブルーリターンAで準備された専用の科目です。
この科目で計上した場合は、決算処理が必要です。
その場合、決算処理で結局「事業主借」へ仕訳する為、なんか面倒ですね。
どちらを選ぶかはあなた次第です。
受取利息の合計を知りたい場合は「受取利息」で計上しましょう。そして決算処理を忘れずに。
どうでもいい場合は、「事業主借」で計上を。・・・ちなみに管理人は後者です。
決算処理での仕訳方法(日常取引の科目を受取利息で計上した場合)
借方科目 | 摘要 | 貸方科目 |
---|---|---|
480 受取利息 |
受取利息 決算調整 | 280 事業主借 |